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【レビュー】 Enola - 妖艶で不気味な雰囲気が魅力の探索型ホラーADV

Enola

 

 

開発元: The Domaginarium

発売年: 2014

価格(レビュー時点): ¥1480 (STEAM)

開発元公式HP

販売ページ (STEAM)

対応ハード: Win

ジャンル: 探索型ADV

世界観・ストーリー: ホラー・サイコミステリー・百合

R18要素あり

 

レビュー時点のプレイ状況: 2回クリア (Normal Mode

クリアまでのプレイ時間:810時間程度(1周あたり)

 

ページ内ネタバレ要素: ページ下部にあり(注意書きを入れてあります

 

 

1.概要(ゲームルール・システム・世界観・雰囲気・音楽など)

妖艶で不気味な雰囲気が魅力の探索ADVです。

プレイヤーはEnolaとなり、いなくなってしまった恋人のAngelicaを探すため、彼女の過去の記憶やトラウマとなった出来事などに触れながら、不条理かつ幻想的な世界を探索することになります。

インディー作品らしい粗さはありつつも、独特・個性的な世界観と雰囲気は非常に魅力的です。不条理な世界観に反してストーリーは明確であり、テキストや会話(回想など)によって直接的に情報が得られる割合が多いと思います。

 

レビュー時点では日本語非対応、日本語化MODも存在しないため、ある程度の英語力は必要かと思います。基本的に平易な表現が多いのですが、それなりの数の人物が登場するため、内容の整理がやや難しく感じました。

 

僕の場合、1回目のプレイでは全体の半分もストーリーがつかめず、EDもおそらく一番悪いものでした。

しかしながら、本当に独特としか言いようがない魅力的な世界観と雰囲気が忘れられず、英語の勉強をちょこちょこするようになったこともあって再プレイを決断。2回目では無事ベストED(と思われますが、ED2種類しか見ていないため詳しくは不明。便宜上ベストEDと表記します。)を迎えることができました。

テキスト、会話ともに自分なりに翻訳・メモしながらのプレイはなかなか大変でしたが、1回目のプレイだけで諦めなくて本当に良かったと思っています。無事ベストEDを迎えられたことだけでなく、本作の魅力をきちんと理解できたことが本当に良かったなと。

 

ゲームの進行はほとんどが鍵やアイテムを探して使う、パズルを解くなどによって行われます戦闘のない探索型ADVとしては実にオーソドックスな作りです。

一部敵から逃げ回る・隠れるなどの動作が必要になるところもありますが、あくまでおまけ程度。

死亡原因の大体は針やプレス機などのトラップによるものと落下でしょう。

 

クイックセーブは不可能で、所定の箇所(Angelicaの写真が挟まったオルゴール)でのみセーブ可能です。セーブスロットは5つ。マルチED6種類のようです)であることを考えると少し厳しすぎるかなという印象。

ED全回収を目指すとなると周回プレイは避けられないかもしれません。1周あたりがなかなか長いのと、(詳しくは後述しますが)マップがなかなか迷いやすい作りであるため少々厳しいですね・・。

 

開始時「Normal mode」と「Nightmare mode」の2つからゲームモードを選ぶようになっていますが、これは難易度選択ではなく、アップデートで追加された新要素を含めて遊ぶかどうかの選択のようです。

レビュー時点ではまだNightmareでプレイしていないため、残念ながら詳細は不明。これから遊ぶ方は最初からNightmareの方がいいかもしれません。

 

 

2.良い点・見どころ

なんと言っても独特な世界観と雰囲気。音楽も秀逸です。恐怖度はそれほど高くないのですが、妙に不気味で不安感を煽られるものがあります。

ストーリーもなかなかえげつなく、深みを感じる内容です。ゲームの進行とともにAngelicaの生い立ちやトラウマとなった出来事が明らかになっていきます。

中にはEnolaAngelicaの出会いを綴ったものなど、微笑ましいものも。

Enola自身の過去、人物像などについてもゲームの進行にしたがって明らかになっていきます。

 

光の描写が妙に美しく幻想的。

 

開始地点近くにある不気味な人形。

 

調べると、風俗店か何かをほのめかすようなものが・・。

 

大体の英文はこんなくらいの内容で、それほど読みにくいわけではないのですが、話者が誰なのかわからないために混乱することがありました。2周目では一通り把握できましたが、1周目は頭の中が相当ごちゃごちゃしてた記憶があります。

 

Angelicaの写真が入ったオルゴール(セーブポイント)。美麗なグラフィックではないものの、Angelicaは結構かわいい。

 

全編通してマネキンその他人形が多く出てくる印象ですね。スクショでは伝わらないでしょうが、ここは妙に不気味です・・。

 

思いっきりアレな感じの人形。不気味かつ性的な表現が全編に渡って続きます。絵的に載せるかちょっと迷いましたが、本作の雰囲気が一番伝わるのはこの1枚ではないかなと。

 

 

3.難点

全体的な迷いやすさ、アイテムの見落としやすさ、パズルのノーヒントっぷり。このあたりが一番きついところです。迷うのは根気でカバーできますが、アイテムは本当に見分けがつきにくく、2周目ですら完全に見落としたものもありました。

パズルは何度も挑戦している内に自然と解けるものもありますが、数字を使ったパズルはいまだ理解できないものもあります。パズル自体はさほど楽しいものではないので、詰まったときは攻略を参照しても問題ないと思います。

あとはED分岐の条件でしょうか。僕は2周目でベストEDにたどり着きましたが、あくまで予測が運よく当たったという感じです。少なくとも1周目でいきなりベストEDにたどり着くのはかなり厳しいのではないかと・・。

ページ下部にNormalモードでのベストEDの条件について記載していますので、周回の予定がない人は参照してください。

その他の要素として、ゲーム内の問題ではないのですが、STEAMページからサントラを購入してもどこにもファイルが見当たらず、ゲーム本編からの再生メニューもどこにも見当たりませんでした。仕方なく返金リクエストを行った次第。サントラだけならbandcampからも買えるようなので、STEAMからは買わない方が良さげですね・・。

 

 

4.おすすめしたい人

・不条理、不気味な世界観が好きな方

人間の持つダークな部分、ネガティブな部分を扱った作品が好きな方

 

 

5.総評

不気味でエロティックな独特の世界観と雰囲気。稚拙な表現ですが、これが本作の一番の魅力です。

 

 

6.攻略メモ

Nightmareモードのプレイとあわせ、いずれ本格的な攻略記事を書くかもしれないので、ちょっとしたメモにとどめておきます。

ストーリー情報のネタバレにはならないようにしてありますが、自力クリアしたい方は見ない方がいいでしょう。

各項目は表題以外白文字になっていますので、必要な部分を反転させて読んでください。

 

・数字パズル (ボタンがたくさんある部屋。失敗すると大量のライフルで射殺されるところ。)

壁に並んでいる数字と床に書いてある文字がヒントで、素数の書かれたボタンだけを押していけば脱出できるはずです。

 

・数字パズル (確かFactoryの地下)

いまだに仕組みがわからないパズルですが、確か6種類ほど数字があってその中の一つが正解になっています。576だったか、真ん中あたりの数字が正解のはず。

 

ED分岐条件

おそらくは「Kill」と「Spare」を選択させられる部分が分岐条件です。

全て「Spare」を選ぶとベストEDでした。

一人でも殺してしまうと他のEDになるのかどうなのかは試していないので不明。

: ゲームレビュー : 05:08 : comments(0) :
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